【ポケモンXY】第11回キツネの社mf使用パーティ【今更ながらの壁ライコウ】
なんだかんだで約4ヶ月ぶりの更新となりました。
2月~3月でクソみたいにモチベがなく、バイトがかなり忙しく大会にも参加できないためにブログを更新する暇もネタもありませんでしたが、今回1年ぶりに社mfに参加してきました。
結果は決勝トーナメントで1回戦落ちではあったものの、予選を7勝2敗ライントップの5位で通過するという自己最高記録を打ち立ててしまい、これはブログに起こしておくしかないと思ったので更新しています。
が、正直な話「別にオフ行っただけで終わるわけじゃないし、意見もらってまた煮詰めればいいや」と思いながら望んだので、皆さんが思っているほど完成度は高くありません。いつも通りにお粗末なものです。
そのため構成や努力値の配分を参考ないしパクりにきた、ということであれば残念ながらご期待には添えないと思うので、そういった目的の方にはブラウザバックを推奨します。
また、オフ終了後すぐに更新できなかったことをお詫びします。
今回使ったメンバーはこの6体です。
当日も対戦相手の方はもちろん、それ以外にもいろんな方にパーティを見ていただきましたが、「なんか変わったパーティ」、「珍しくクソみたいなちょうちょがいる」、「つよそう(小並感)」など、様々な意見をいただきました。
コンセプト、というか原型はこの記事の前に記載しているニャオニクス始動の壁パです。
ファイアローの一貫切り、初手のメガゲンガーによる縛りへの対策、後続への繋ぎやすさなどを考えて、ニャオニクスからライコウへと壁要員を変更する形となり、それに合わせて面子を組み替えました。
ハッキリ言うとただのライコウローブなんですけどね。
では、個体紹介に移りましょう。
・ライコウ @ひかりのねんど おくびょうHS252D4【197-×-95-135-121-183】(31-×-30-31-31-31)
めざめるパワー氷
リフレクター
パーティの軸となる壁ライコウ。何も深く考えずに努力値はHSにぶっぱ。
5世代と違ってキノガッサやハッサムの個体数ががっつり減ったので、ガブリアスやランドロスにワンチャン持てるめざ氷を素直に採用しました。
電気技は重ねて言いますが滅びメガゲンガーと対面した際にアドをとりたいこともありボルチェン。
対戦相手の方から「この面子では数が少ないのもあって壁ライコウに見えない」といったご意見を多数いただきましたが、現環境で足の速い挑発持ちであるボルトロスとファイアローの2体から妨害を受けにくいポケモンであるということが大きく、それらのポケモンを前にしてもかなり安全に壁を貼って後ろにトスすることができる印象があります。
・ガルーラ @ガルーラナイト 陽気AS252H4 【181-147-100-×-100-156】→メガ【181-177-120-×-120-167】
恩返し
岩雪崩
ゴーストの一貫を切るついでに強いポケモンを突っ込もうと思い、かなり後から加わったメガガルーラ。
せっかく壁を貼るわけだし猫だましはもったいない、というご意見をいただきました通り、猫だましを切ってシンプルな構成にしました。
パーティにサンダーが少し刺さってるかなと思い最後の一枠を岩雪崩にしましたが、ビビヨンで積むワンチャンを作る岩石封じでもいいかもしれません。
・ギャラドス @ギャラドスナイト いじっぱり H36-A252-B4-D4-S212 【175-194-100-×-121-128】→メガ【175-227-130-×-151-128】
身代わり
竜の舞
レートではコイツがフィニッシャーになることがほとんど。
ライコウで壁を貼る際にやはりスカーフガブリアス・ランドロスの地震で妨害されることがあり、それに対しアドが取れるポケモンであることも大きいです。
積み構築の天敵であるピクシー・ヌオーといった天然持ちポケモンを「全て壊すんだ!(型破り)」と言わんばかりに倒せる強み、誤ってガルーラと同時選出してしまっても素の状態で十分動ける強さを持っていることから、こいつにもメガシンカを採用しています。
壁を貼ってこいつで身代わりを残して舞って負担をかける、というコンセプトで組み直したことを覚えています。
しかし努力値の配分の理由はぶっちゃけ覚えてません。とりあえずH16n-1にして、それに合わせて誰かの何かを確定で耐えさせ、Sはとりあえず最速ゲッコウガだけ抜いとけばなんとかなるだろう、と思って128まで落としてあります。
実際そんなことはないはず。いくら身代わりがあるとはいえ最速ファイアローに上から鬼火されるリスクが切れないのは怖いので、そこまでは抜いておきたいと思いました。
投げガルーラも怖すぎるので、メガシンカでAが大きく上がる分Hももっと上げてしまってもいいかもしれません。
この辺ももっと考える必要アリです。
・ローブシン @黒帯 いじっぱり H212-A252-D44【207-211-115-×-91-65】
はたきおとす
ビルドアップ
壁といったらビルドローブシン。壁下での耐久は今なお健在で、僕自身も驚かされました。
食べ残しがビビヨンに取られている他、6世代は5世代に比べ特殊方面の火力が落ち着いていることもあり、一撃の重さを強みにしようと性格はいじっぱり、持ち物は黒帯を採用。これにより根性を採用しながらも鉄拳の火力を維持することができます。
今回のオフでもメガヘラクロスのインファイトを壁下ビルド1積みで25%程度に抑え込み、相性なんてなんのそのとドレパンで返り討ちにしたり、おなじく壁下でサンダーのエアカッターを2耐えし、はたきおとす→ドレパンで倒すという化物じみた大立ち回りで活躍してくれたので、対戦中に思わず「ハァ!?ローブシン強くね!??」と叫んでしまいました。
ダメージ計算上、壁さえ貼れてしまえば鉢巻きファイアローも後出しではこいつに勝てません。
レートに潜っている間も「やっぱローブシンTUEEEEEEEEEE!」と思わせてくれています。使っていて楽しいポケモンの1匹。
・ビビヨン @食べ残し おくびょう H60-B100-C4-D92-S252 【163-×-83-111-82-155】
暴風
眠り粉
身代わり
蝶の舞
スカガブランドの地震へのアド稼ぎマンその2。
ギャラドス・ローブシンの苦手なマリルリ、ニンフィア、フシギバナといった鈍足高耐久ポケモン共をどう縛ってやろうかと考え、5世代ではスイクンやカバルドン、ローブシンなどをキノガッサで上から胞子を撒いて縛る方法をよく取っていたことをまず思い出しましたが、さすがにキノガッサではフシギバナやニンフィアに対して分が悪い、ということで2体にCとDを上げることで対応できるために急遽加わったビビヨン。
これらの理由と壁での補助により、フシギバナを流しつつ積む隙を作れるのが魅力です。
配分はH16n+3で一番固くなると言われるポピュラーなもの。
こいつの苦手なギルガルド・ヒードラン・ハッサムといったゴーグルを持って殴りに来る可能性のあるポケモンたちや、身代わり殺すマンのメガガルーラには逆にギャラドスとローブシンで睨みを効かせることができるので相性がかなりいいこともあり、今回のオフで勝ち得た白星7つのうち3つはこいつでクソゲーを仕掛けてもぎ取ることができました。
なお、今回のオフで20回以上暴風と眠り粉を撃ちましたが、1回も外すことはありませんでした。
いくら複眼持ちとはいえさすがに運がよかったと今なお感じています。
ビビヨンガチ勢ではないので柄の選択権がなく、普通のみやビビヨンしか使えないことが悔しい。
・ニンフィア @カゴの実 おくびょう H180-B164-C4-D60-S100 【193-×-106-131-158-102】
瞑想
眠る
特殊に厚くしつつ、対面性能もそこそこ高く、エルフーンとヤミラミの2体をやすやすと†闇に葬る†ことができるという条件からすんなり入ってきたニンフィア。
しかし技構成と努力値配分は今すぐに見直さなければいけないレベル。壁下でガブの地震・メガバナのヘド爆を25%程度に抑えられるように調整してありますが、もっとHに割いて50固定技の確定数をずらしてやった方がいいように感じました。
今回のオフでは予選6Rのへちまさん戦でフィニッシャーとなってくれましたが、実際は瞑想を積む暇もあまりなく、このパーティじゃサイコショックなんて撃つ機会もありません。
火力と耐久に努力値を割いて、眼鏡ハイパーボイスで負担をかけることでギルガルドの処理パターンを増やしてやると、もっと勝率が上げられるかと思います。
構成を変えるなら
控えめHCベース@眼鏡or正礼精霊プレート
めざめるパワー地面
@1(電光石火?破壊光線?)
が妥当な所でしょうか。
~オフを終えてみて~
このパーティで予選を勝ち抜けたのは、やはり鬼門であった投げガルーラとギルガルドの個体数が少なかったことが大きいと思います。
予選・決勝トーナメントでの黒星3つのうち全てにギルガルドが入っているので、処理パターンを増やしてやればきっともっと伸びるはず。
なお、各々の選出回数は
ライコウ 10/10
ガルーラ 1/10
ギャラドス 7/10
ローブシン 4/10
ビビヨン 6/10
ニンフィア 2/10
となります。
ギャラドス・ローブシン・ビビヨンの貢献度の高さが一目でわかる数字ですね。
逆にガルーラとニンフィアは控えめです。ガルーラは環境から激しくメタられていることもあり少し肩身が狭いですが、今回のオフに参加してみてニンフィアの数字はもっと伸ばせると思いました。
なお、シングル厨と今回の社mfで知名度がグンと上がったラグカイロス構築の増加を考えると、ビビヨンはかなり使いづらくなるかと危惧しています。
ほとぼりが冷めるまで他の構築でお茶を濁すのも選択肢かもしれませんね。
それでも壁下でのメガギャラドス・ローブシンの2体の強さは一見の価値アリです。病みつきになりますよ・・・!
最後になりましたが今回オフに参加された総勢300名以上の皆さん、この大人数を抱えてなおスムーズに運営された主催のキツネさんをはじめスタッフの皆さん、対戦していただいた10名の皆さん、お疲れ様でした!そして本当にありがとうございました!
予選6-0で暫定1位に居座っていたあの瞬間はまさに夢幻の如く。
正直もう一回やってくれと言われてできる気がしない。
予選突破記念の社ジムバッジはみがわりに大切に持っててもらいます。