最近使っているパーティ【バンドリマンダ】
ほんの1週間くらい前から使い始めたのですが、欠陥がちらほら見受けられる割にはいい勝率を挙げているパーティなので再考察がてら書いておこうと思います!
今回目をつけたのはバンドリ。前回の社mfに出場した際、現地で「ローブシンがトップにいる割にバンギラスの採用率が高く、思った以上にバンドリの並びも多い」という話題で盛り上がったから、というのが興味を持った理由です。
~今回の6体~
この構成で落ち着いていましたが、まだ改良の余地はあると思い色々思案中です。
では個体紹介の後、自分での振り返りも兼ねてどのように考え構築したかを書いていこうと思います。
~個体紹介~
・バンギラス 意地っ張り@鉢巻き H252-A余り-B4-×-D108-S4 (207-189-131-×-134-82) 特性:砂起こし
冷凍パンチ
追い討ち
けたぐり
207の鉢巻きバンギ。
今回のパーティはぶっちゃけこの子とボーマンダのために組みましたと言っても過言ではありません。
最近のテンプレはH実数値189でDに多く割くタイプらしいのですが、パーティを組み始めた時にはそんなことは全く知らず、気の向くままに努力値配分をしておりました・・・。
ボーマンダ+ソーナンスを採用したことによりラティオスにより一層薄くなり、無補正110のS実数値162を素で抜けるポケモンが存在しないため控えめラティにも薄くなってしまったので、控えめ眼鏡ラティの流星群1.5最高乱数切り耐えまで振ってしまいました。もう少し振れば臆病ウルガモスのさざめきが確定3発になるのでそこまで振ってしまおうかとも考えましたが、後ろにボーマンダドリュウズスイクンとウルガモスに有利なポケモンが揃っているため、火力に割くことにしました。
使い心地は最高。ギャラドスの滝登りやマンムーの地震も耐えられる耐久に加え、H振りハッサムをエッジ1発で赤ゲージまで持っていく火力といった600族特有の高いポテンシャルを活かした勝負ができ、使っていてとても楽しかったです。
その反面今流行りのボルトガブに起点にされ負けた試合もあり、キュウコンクレセなどが相手であってもガブリアスが1体入っているだけで選出を渋るほどのトラウマを植えつけられました。
過信は禁物ということでしょうか・・・。
そのガブリアスを意識して冷凍パンチを入れていますが、ほとんど使っていないので素直に噛み砕くを入れたほうが無難かなぁと思いました。
けたぐりか馬鹿力の選択については、威力が20違ってしまうナットレイに対しこちらのパーティはボーマンダを繰り出し威嚇を入れ大文字で焼けるので、けたぐりを採用しています。
・ドリュウズ 陽気@風船 AS252B4 (185-187-81-×-85-154) 特性:砂かき
地震
岩雪崩
アイアンヘッド
剣の舞
ミラーはもちろん、ガブリアスやマンムー、グライオンも意識した陽気風船ドリュウズ。
多くのブログで取り扱われているもののレートではマイナーなのか、一度もドリュウズミラーで負けたことがありません。
砂嵐が発動していない状態でもヒードラン・カイリュー・シャンデラ・マンムー・クレセリアといった連中を抜けるのも大きいと思いました。(ほとんどがバンギラスで始末でk(ry)
Aに補正もかかっておらず火力強化アイテムも持っていないため剣舞を積んでも倒しきれないポケモンが多く存在するので、残りの2体でしっかり負担をかけてやるプレイングが重要だと思いました(小並感)
・ボーマンダ 控えめ@眼鏡 H40-×-B112-C152-D0-S204 (175-×-114-163-100-146)※hbcdSのめざ飛行個体 特性:威嚇
流星群
大文字
めざめるパワー飛行
寝言
4世代の頃はバンギラスやメタグロスと共に大活躍だったボーマンダさん。当時エンジョイ勢だった僕も散々ボーマンダに苦しめられました。それもあってボーマンダには憧れのようなものを抱いていました。ずっと使いたかったんですこの子。
ガッサやブシン、ハッサム、ナットレイの被選出が多いこのパーティではとても活躍してくれます。
実験的にボーマンダにローブシンを一任する選出で戦ってみたところ、バンギラスにローブシンを合わされた時点で冷凍パンチ連打でゲームセットなのであまり安定はしませんでしたが、後ろのハッサムやウルガモス共々眼鏡めざ飛行でブチ抜いていく姿も見られました。キノガッサは安定して狩れています。ラティオスほどの安定感はありませんが、雨に対しバンギと一緒に選出してもいい働きを見せてくれますが、脱出雨の場合を考えると相手の一手先を行くプレイングが要求されるので、やはり雨への対抗策はもっと厚くすべきかな、と思いました。
控えめでもウルガやガッサへの確定数は変わらないことから燕返しを持っている個体も存在しますが、仮にローブシンにソーナンスを出してもビルドアップを積まれるとたまったものではないので、素直にめざ飛を採用しています。
耐久はパーティ単位でちょっと重めな霊獣ランドロスの補正アリ逆鱗を(威嚇込みで)最高乱数切って耐える調整。陽気カイリューの逆鱗も同様です。ドリュウズの岩雪崩も砂ダメ込みで高乱数耐えするはず。
といっても未だにマンダでカイリューを倒さなければいけないシチュエーションを見ていないので、Sをもうちょっと削って火力耐久に割いてもいいかなーと思いました。
・ソーナンス 図太い@オボン BD252S4 (265-×-121-×-110-54) 特性:影踏み
カウンター
ミラーコート
アンコール
道連れ
上記のローブシンの「とりあえず冷凍パンチ」を許さないかつボルトガブの並びを崩すポケモンとして採用。
バンギラスをあえて選出せず、ボルトロスかガブリアスのどちらかをソーナンスで始末する以外にボルトガブの対策が思い浮かばなかったので苦肉の策とも言えます。
バンガブボルトと違って後ろにドリュウズを倒せるポケモンを置けるのがずるいですよね・・・。
努力値はかなり適当なので参考にはならないと思います()
実は私4世代で3値を学び対戦を初めて以来ソーナンスを使ったことがないので、試験的にぶっぱで使って感触を確かめている最中なのです。
もっとソーナンス慣れしたら手を加えようと思っております。
・スイクン 臆病@水のジュエル CS252B4 (175-×-136-142-135-150) 特性:プレッシャー
ハイドロポンプ
冷凍ビーム
瞑想
追い風
前々回の記事の個体と同じ、追い風瞑想スイクンです。
パルシェンと雨に対し強くなれるかと思ったのですが、思った以上に使えていないのでこの枠はもう一度考える必要がありそう。
一番有力なのはブルンゲルでしょうか・・・。
バンギグライの並びを単騎で崩したり、ボルトパルガブの並びに対しナンスでボルトを狩った後のフィニッシャーとなったりもしたので合ってはいるんじゃないかと思っていたのですが、それにしては選出回数が極端に少ない。
・キノガッサ 意地っ張り@スカーフ H60-A余り-B20-×-D4-S252(143-189-103-×-81-122) 特性:テクニシャン
馬鹿力
タネマシンガン
マッハパンチ
ラティオスと違いボーマンダでは水ロトムやスイクンに対し有利とは言い難いのでこの2体を狩れるポケモンが欲しくなり、トノグドラとの天候合戦においても強く、同速なのでやや不安だがスターミーに対しても身代わりを許さないスカーフテクニガッサを採用。最初はマンムーを初手で狩りたかっただけなのだがだんだんバンドリやナンスに頼るようになってしまったので、水ロトムの処理がメインになってきています。
初手で思考停止身代わりをしてきたグライオンをタネガン2ターン合計8発で沈めたこともあります。今思うとあれはなかったなぁ・・・。
~再考察~
この記事を書き始める前に(普通はパーティ組む前だとは思うのですが・・・)バンドリについて考察されているブログを複数拝見しましたが、パーティのパターンとしては
陽気AS@スカーフ + 陽気@襷or風船
陽気AS竜舞 + 陽気or意地@珠or襷
意地HA@鉢巻き + 陽気@襷or風船
慎重HD@ヨプorオボン + 意地@ヨプor珠
臆病・せっかちCS + 陽気型破り(偽装)
と使用者によって様々ですが、砂ミラーを考えての陽気風船・襷ドリの採用率がかなり高いように思えました。
私はその中でも「バンギラスの単体性能」にこだわり、意地鉢巻きバンギと陽気襷ドリュウズの組み合わせで構築しましたが、カバドリとの砂ミラーや対ガブリアス、マンムー、グライオンを考え、風船を採用しました。
まずバンドリを中心に構築する上で対策したいのが「ローブシン・キノガッサを初めとするマッハパンチ持ちの高火力格闘タイプ」、「スイクン・ギャラドス・水ロトム・ヌオー等の高耐久水タイプ」、「ナットレイ・ユキノオー・フシギバナ・モジャンボ・メブキジカ等の他天候パの付録でついてくる草タイプ」辺りかなーと考え、ここらへんに強い並びを作れるポケモン達をピックアップ。
一番強そうに思えたのは、上記のポケモン達に対しほとんどの状況下で上を取れるかつ高火力をぶつけられるラティオス+流星群を撃った後出てくるポケモン達に対して圧力をかけられるウルガパルガッサの並びです。
が、今回は鉢巻きバンギラスを使う上であまり重くしたくないウルガモスやハッサムに対し有利であり、ラティオス+ハッサム、ラティオス+ウルガモス、ウルガモス+ローブシンといった並びに対してバンギラスと共に強い並びが作れるボーマンダと、初手の珠ノオーやバンギラス・ドリュウズと対面し、ボーマンダに冷凍パンチを入れようとするローブシンを絡め取り始末できるソーナンスを採用しました。
しかしラティオスとは違いボーマンダでは水ロトムやスイクンに対してそこまで有利というわけでもないため、この2体を狩れるキノガッサ。
ドリュウズにパルシェンが合わさってしまうと手がつけられないため、パルシェンを後続ごとぶっ飛ばせる追い風ジュエポンスイクンを採用したという流れです。
~あとがき~
変更点は今のところスイクンの枠とガッサの型。
よくよく考えてみると燕返し持ちのダグトリオでも崩されそうで怖いですね。
最有力候補はブルンゲル。トリックルームによる切り返しでバンギラスと共に雨を崩せれば十分採用の価値はあるのかなぁと考えています。
零度スイクンがいれば入れてみたいのですが・・・。
もう少し使ったら竜舞バンギ版のバンドリや偽装も考えてみようかなーと思っています。
このパーティも、ある程度まとまったら改訂版・Ver1.02・Mk-Ⅱなどと称して載せるかもしれません。
とりあえず書く事は一通り書いたと思うので今回はこの辺で。
ではでは。