【ポケモンORASシングル】新年あけましてサザングロス考察でございます【雑記】
前回の記事から大したこともなく、ORAS発売から個体を揃えることに力を注いでいたらレートにも大して潜れず、ただただ厳選に飽きたらパズドラしたりスマブラしたりを繰り返しておりました。
ということで、ORAS発売後初並びに、2015年一発目のブログ更新となります。
とりあえず今僕に何を期待されているのか知らなければいけないと考え、今僕のブログでどの記事が多く読み返されているのか調べてみたところ、なぜか一番多かったのが「BW2時代のサザングロスメモ」。何故かこれが初の大規模オフ予選突破記事と並ぶ勢いで伸びています。
確かにサザングロスというのは、メタグロスにメガシンカが実装されたとはいえ使用者が少なく、この構築で結果を残している方自体僕は指で数えるくらいしか存じておりません。 そのためか「サザンドラ メタグロス」や、「サザングロス 構築」でググっても出てくるのは5世代の古い記事ばかりで、現環境について考えて書かれた記事や、オフ会で好成績を残したパーティの記事も指で数える程でした。
これを見て僕もskypeアイコンやニコニコのコミュトップ絵を自作のサザンドラ画像にしている5世代でレートに潜る前からサザングロス構築を使っていた身として、ここに新たな1ページを刻みたいと思い、筆をとった次第です。
(バイト休みで暇してるのは内緒)
はじめに、今サザングロスを使いたいという方は、メガメタグロスを使いたい、という人がほとんどかと思いますので、当記事ではサザンドラ＋メガメタグロスの路線で進めていこうと思います。
まずメタグロスについて僕がよく耳にするのは「Sに厚く振るか否か」ですが、これに関しては便利な言葉「構成との兼ね合いによる」で片付けておきます。
Sぶっぱすれば102族のガブリアスをはじめ激戦区の100族をも上から叩くことができますが、言わずもがな繰り出し性能は落ちます。例を挙げるとニンフィア・サーナイトのハイパーボイスには積極的に繰り出していきたいところですが、メガネニンフィアのハイパーボイスを耐久無振り・メガシンカ前に一度受ける前提では2耐えすることができません。
現環境におけるニンフィアの持ち物はメガネとカゴの実のツートップであるようなので、対メガネハイボは避けて通れないところではありますが、サザングロスという構築自体ガブリアスに薄いものでもあるので、少しパーティ単位でガブリアスに弱いと感じたら陽気S振りメガグロスを使うのもいいと思います。
しかしどちらかと言えば、ガブリアス以外を抜くメリットはせいぜいメガガルーラの不意打ちをバレットで透かせるくらいだと思うので、僕は耐久に割きたい印象があります。
～技構成・配分～
サザンドラ ＠拘りメガネ ひかえめ H188-B4-C220-D52-S44【191-×-111-190-117-124】
流星群
悪の波動
大文字
気合い球
僕のサザンドラはこの型で使っています。メガネを使う以上ギルガルドは倒したい他、サイクルを回す構築での使用を前提としているために火力に厚く振りました。グロスの火力がゴツメ持ちクレセリア・サンダーに止められてしまうため、そこに通る火力が欲しいというのもあります。
Sをとりあえずどくみが採用で多い最速ギルガルドまで抜き、メガ勢の不一致気合い球をある程度の乱数で耐えられるラインまで耐久に割きましたが、メガリザードンYの場合12.5%、メガゲンガーの場合37.5%と中途半端であるため、ハッキリさせるべく11n(実数値187)まで落とし、メガリザY確定耐え、メガゲンガー25%までDに割くのもいいかもしれません。(どちらも返しの流星群・悪波でそれぞれ確定)
持ち物がスカーフの場合はグロスがメガシンカすることで重くなってしまうメガライボルトまでは抜きたいでしょうか。
メガネで使うなら僕はこの技構成が一番だと思っているのですが、スカーフで使うならとんぼ返り、チョッキで使うなら大地の力や馬鹿力の方が強力そうですね。
なお、炎技の枠は火炎放射でも大して確定数は変わらないので問題なかったりします。
メタグロス ＠メタグロスナイト いじっぱりH252-A156-B4-D4-S92(187-192-151-×-111-102) メガ時【187-203-171-×-131-142】
思念の頭突き
冷凍パンチ
陽気もいいけど僕はいじっぱり派。せっかく地震を採用しているので、Sに多めに割いてヒードランに隙を見せない形をとっています(ついでに非メガ時でもフシギバナまで抜けます)。逆にドラン意識しないならもっと火力欲しいです。
耐久に厚く振ればカイリューはもちろん、メガボーマンダやガブリアスでさえも撃ち合って勝つことができるようになるので、冷凍パンチはぜひとも欲しい技。(特にメガマンダは、威嚇が入ってもこの数字なら冷パン→バレットで確定圏内)
逆に技の威力はひかえめなのでコメットパンチですらミリ耐えされることが多いため、バレットパンチを搭載した方が使い勝手がいいと思います。もちろん両方搭載することも十分考えられますが・・・。
他に選択肢があるとすれば、まず無振りのメガガルーラを中～高乱数、特化ポリゴン２も中乱2に追い込めるアームハンマー、ギャラドス・スイクンへの最高打点であるかみなりパンチ、困った時の大爆発辺りでしょうか。
無い物ねだりではありますが、はたきおとす覚えてくれたらもっと使いやすかったであろうかと思ったこともあります。
～構築の強み・弱点～
サザングロスをメインに構築していく上で、サザンガルドとどう違ってくるのか、まずどんなポケモンが重いのかはもちろんどんなポケモンに強いのか、というところから明らかにしていきます。
例を挙げるならザッとこんなところでしょうか。
マリルリにはSの関係で腹太鼓を積む暇を与えず、はたきおとすのダメージを増やさないかつマニューラに抜群をとれる先制技を持ち、カイリューを間髪入れずに殴れるのが大きな違いと言えましょう。フシギバナは粉まで考えるとゴーグルを持てるガルドの方がいいのかもしれませんが、一致技が抜群で通るか否かというのが大きいですね。
霊獣ランドロスに対しては、とんぼ返りを一発受けてからでも地震を耐えるくらいの余裕がある上、威嚇が入っても冷パンで確定なのでギルガルドよりも遥かに安定します。(保険でおｋとか言ってはいけない)
ヘラクロス・ルカリオは数自体が†空を切り裂く紅い三日月†によって減らされてはいますが、双方ともにメインウェポンがメタグロスに通り、ギルガルドに通らないので加えています。
道具が持てるかつ特殊型も可能性があり、ゴーストタイプを持つギルガルドなので、クレセリアへの有効打の有無やゲンガーに抜群をとれる先制技を持つことなど、かなりの差があります。
一番差が出るのはポリゴン２に勝つ可能性。メタグロスの場合パクられた硬い爪がイカサマに乗ってしまい、アムハンがあったとしても勝てる可能性が低いことに比べ、ギルガルドの場合は型によりどくみがで削り殺したり、剣舞してイカサマもらって保険か珠で火力を上げ聖剣で沈めたりと、勝つ可能性が高い上に選択肢があります。
もっともどちらにも関わらず、「メガシンカ枠を使うか否か」というのが最大の違いではありますが・・・。
③ どっちを採用しても厳しいポケモン達 TOP3
いの一番に対策すべきはバシャーモ、こればっかりはどうしようもない。
次点で現環境に蔓延る2体、悪波・冷凍ビームでサザンドラ・メタグロスの双方に一致抜群を取りに来るゲッコウガに、鬼火でメタグロスの性能を奪い、ブレイブバードで普通にサザンドラを殴り倒すファイアローで、サザングロスで倒せない三巨頭が揃い踏み。
サザングロス(サザンガルド)を構築する上でこの3匹をマークしないことは†すなわち"死"を意味する。†
④ 上記を除いてサザングロスの並びで見ることが厳しいポケモン達
数が少ないか構成次第でなんとかなるかで、構築段階では気にしなかったが僕が相手にして辛かった、というラインナップ。
特にリザードンはどちらが出てきても対応できるようにしておかないとすぐ崩されるので、しっかり準備したいです。
バルジーナやブラッキーなど、「サザンドラの眼鏡流星群を耐え得る高耐久＋回復技＋イカサマ持ち」ポケモンも、パーティに打点を潜ませていないと痛い目にあいます。
サザンドラがあっさり起点にされかねないので、メタグロスに打点がない場合はギャラドス・スイクン辺りを見れるポケモンも欲しいですね。
クソ鍵死すべし、慈悲はない。
これらを踏まえて、サザングロスにシナジーするポケモン達またその並びを考えていきましょう。
～相性補完～
Ⅰ:単体でサザングロスにシナジーし、そのままサイクルに組み込めるポケモン達
無理なくサザングロスのサイクルに混ざり合い、弱点を補えるポケモン達をまずはピックアップ。僕のオススメは、5世代から欠かせなかったギャラドス、ローブシンか、6世代でイイトコ取りしまくっているマリルリです。
ギャラドス・マリルリのどちらかを入れることで対ガブギャラスイクンにユキノオーを投入しやすく、いわゆるノーザングロスの形にすることもできます。
XY環境では、ヒートロトムやテラキオンも大活躍しました。仮想敵は大して変わらないので、ORAS環境でもこの構築に混ざっての活躍が期待できそうです。
スイクンが零度を持っていないこともあり、ポリゴン２とともに起点にできる瞑想ねむカゴニンフィアなんてのも、サザングロスとの親和性は高いと思います。
Ⅱ:サザングロスのサイクルに組み込むのは難しいが、苦手な範囲を潰せるポケモン達
タイプ相性や耐久値の関係上(以下省略
ギルガルドやクチートに打点を持てるガブリアス・ランドロスの2体のいずれかが入ると心強い、かもしれない。
ゲッコウガ・バシャーモの上をとって殴り倒せるファイアローや、サザングロスがメガフシギバナの選出を縛りやすい並びであることを利用し、キノガッサでかき回すのもまた一つの形でしょう。ここから1匹でもパーティに入ると、いわゆる裏選出にも汎用性を持たせられそうですね。
Ⅲ:裏択のメガシンカポケモン
メタグロスを選出しない、できない、したくない、する度胸もない場合や、主に裏択としてメタグロスでは倒せないところをしっかり倒せるメガシンカ枠を採用したい場合、僕が使いたい面子をピックアップ。他所のブログを拝見したところ、メガガルーラはあまり好まれないらしいです。
一番のオススメは威嚇でバシャーモ・ガブリアス・ファイアローからの負担を軽減しつつ、それなりの打点を持ち、ゲッコウガを上から殴れてギャラドスとの相性が抜群に良いメガライボルトです。
ギャラドス・スイクンに強く、現環境では神通力個体が少ないため、ゲッコウガにも安定して繰り出せるメガフシギバナも魅力的、かもしれない(メガシンカ前に冷凍ビームを受ける可能性を考えるととても任せきれない)。
サザンドラが水ロトムやサンダー、クレセリアを安定して殴れるかつ、自身がリザードンを上から殴り、ファイアローやバシャーモにも強いため、メガボーマンダも選択肢に入るんじゃないかと僕は思っています。その場合氷とフェアリーが一貫してしまうので、そこをケアできるポケモンを入れたいですね。
Ⅳ:レート環境でもあまり見ないが、誰かが使っていて、個人的に合いそうだと思ったポケモン
画像探すのめんどくさいので、フォルダにあったファンサービス兄貴で代用。
ゲッコウガを数字で止めるドククラゲやランターン、ガブに打点を持ちつつ一致地震を撃ち、その上タスキいらずの頑丈持ちであるドンファンなど、マイナーなポケモンで構築している方もいるそうです。確かに理にかなってはいますが、どうも使う気が起きないのは僕の限界なのでしょうか・・・。
なんだかPCの処理が重くなってきたので今回はここまで。
次回があれば、うまく組めたパーティや新たな補完に優れるポケモンなど、ひらめいた限りを書いていきたいと思います。
では、相変わらず拙い文章ではありましたが、2015年もわたくしチャオセムと、名前を変えました我がブログ"人生運負け主張ツイット"をよろしくお願いいたします！
乞うご期待！
